Uさんは訪問介護の仕事をされていて、訪問している家の1つが、アメリカ人の家族らしいです

毎週月曜日はそのお宅で沢山の英語を浴びているわけですが、最近までずっと、委縮して何もコミュニケーションを取れなかったらしいです

僕はUさんにここ数か月、同じことを伝え続けてきました

「生の会話中に、自分の英語が正しいかを考えていてはダメ」ということを、ずっと言ってきました

そのたびに、Uさんは理解して帰っていきます

だけど、頭ではわかっているのに、実践になってみると、つい色々と考えてしまう癖が出てしまうらしいです

今日もレッスン後にその話になりましたが、Uさんが「毎回先生に同じことを言ってもらってるんで、最近は体当たりできるようになった」と話してくれました

英語そのものを目的とするのではなく、英語の更に向こうにある「伝えたいこと」にフォーカスすることの大切さは、一回伝えただけでは中々伝わりきらないのだなと思いました

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ハイキングが趣味のSさんと、レッスンの後にこんな話になりました

日本語では、「山に登る」と言うけど、英語ではどうか

中学で多分習う単語の一つに ”climb” があります

もう一つ、 ”hike” と言う単語もあります

基本的に山に登る時には “climb” でいいのかもしれないのですが、登山と言えないような場合も沢山あります

同じルートを歩いても、ちょっとしたハイキングと言う人もいるし、人によっては、「いや、これは登山だ」と表現する人もいると思います

“climb” と ”hike” の線引きをどこでするのだろうと色々意見を出し合ってみました

おそらく、人の感覚に任せるのが一番なのでしょう

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新しくF君が入会して2週間、僕は直感でわかります

彼は爆発的に英語力が伸びる

20代前半のF君は物怖じしない性格で、英語で会話をするときも、自分の英語力を気にするよりも、会話の進行に集中しているように見えます

この、文法や単語の間違いを気にしない「度胸」は、とても重要です、これが一つ目

もうひとつ、気に入った単語やフレーズを積極的に会話の中で使うこと

昨日のレッスンでは、”I’m pretty busy.”という表現を知り、レッスンの中で早速使っていました

どちらも、「英会話力」を鍛えるにはとても重要な要素だと僕は思います

「度胸」と「積極的に使う」、この二つの資質を持っているF君の人生はこれからどうなっていくのかな~

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今日の午前中に、大きくなってきた観賞用パイナップルの鉢の植え替えをしました

うちで一番大きな鉢には、4月ごろから生え始めた雑草が沢山茂っていました

まずその雑草から取ってみたら、その雑草たちの根っこの長さと絡み具合にビックリしました

雑草として表に見えている部分を大げさに例えるなら「村」、見えていない根っこの部分は「王国」です

植物の、実はすごい力を持っている部分は、土に隠れている根っこなんだなと実感しました

英語で会話することも、これに似たことが言えるような気がします

表に見えるもの(会話を実際にすること)の土台として、見えない部分(大量のインプットや使う練習)が当然必要だということです

だから、見えない部分に水を与え続けていけば、表に見えてくるものが成長すると僕は信じています

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Uさんがレッスンの最初の挨拶や先週なにがあったかなどを話した会話の中で、”exactly”と言う単語を使いました

そして、会話が途切れた時に、「”exactly”の使い方、合ってました?」と聞かれて、僕は「ばっちりでした」と答えました

それに対してUさんが、「(2週間前に行った)コスタリカに行ったときに使い方がわかりました」と言いました

“exactly”そのものは、毎回のレッスンで口に出して言う練習をしているので、この単語に耳が慣れていたことは確かです

だけど、実際に会話の中で他人が使っているのを聞いたり、自分が使ってみたりしないと、身にはならないということの証明だと思います

やっぱり、現場に勝るものはないということではないでしょうか?

で、OFFBEATの存在価値は何か?

もちろん、「会話の千本ノック」が一番の特徴ですが、それと同時に、「”exactly”という単語が英語にはありますよ」という紹介を沢山して意識のどこかに置いておくことでも、大きな役割を果たしていると僕は信じています

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