おとといOFFBEATに入会されたTさんは60代の会社員の方です
今までに旅行で行かれた国の数は約70カ国
今年に入って、1月にスリランカ、5月にインドへ行き、さらに来月はブラジルへ行く予定だそうです
そして、最近は毎週末のように東京へオペラや歌舞伎、能、芝居、コンサートなど、様々なものを観にいかれているようです
このように沢山の場所へ行ったり芝居などを観たりと楽しまれているTさんですが、最初は外国へ行ってもわからないことだらけだし、能などを観てもちんぷんかんぷんだったそうです
それが、最近になって少しずつ色々なことを理解できるようになってきたと僕に話してくれました
「最初はわけがわからなかったものが、経験していくとなぜか理解できるようになったり、そうしていくうちに視野が広がった感覚を持てる」と言われていました
「仕事も大事だけど、遊んだ分だけ仕事に反映されるものが増えますね」というTさんの言葉が印象的でした
OFFBEATにまた楽しい仲間が増えました
先日、ある友人が経営するフレンチレストランへ遊びに行ったときに、こんな話を聞きました
「最近は、たった一つしかない個室が一番人気がある、しかも、個室を使うカップルの約半数はそれぞれが携帯電話をずっと操作していて、会話をほとんどしない」らしいのです
レストランのマスターは、「なんか、レストランは食べる場所を提供するだけの存在になってきた気がする」と話していました
以前と比べると、マスター自身がお客さんとのコミュニケーションをとる量が減ったという実感が強いのでしょう
これが悪いことなのかどうかはわかりません
だけど、マスターの立場になって考えてみると、やっぱり寂しいものです
6日の日曜日は僕の唯一の休みの日でした
午前中に久能山を家族3人で登ってきました
久能山からの景色はとてもきれいです
夕方は生徒さん、Iさんのライブを見てきました
Iさんは今年20歳、女性で、バンドではベーシスト、カッコいいです
6バンドが演奏するイベントで、彼女たちは1番手
僕もライブをたまにやるのでわかるのですが、ライブイベントで1番手は、お客さんが少ないことが多いんです
だけど、彼女のバンドを見に、多くの友人が来ていました
若干20歳のバンドが、こんなにも多くの人に応援されているのは、素晴らしいことだと思います
もし彼らが10年後に音楽をやっていなかったとしても、この多くの友達はずっと彼らの宝なのでしょう
そんなことを考えながら演奏を見ていたら、少し感動しました
Fさんが9か月ぶりにレッスンを受けにやってきました
彼女は僕と同い年、専業主婦で2人目のお子さんが先月から小学校へ通い始めました
レッスンの中で、趣味が多いFさんに最近何をしていたのか聞いたら、ヨガを習い始めたのと、ノルウェー語を勉強し始めたと話してくれました
会うたびに趣味が増えているので、躍動しているな~という印象を常に彼女から受けます
英語も含めて、一つ一つの趣味に対して深くは関わっていないけれども、Fさんは興味の幅が広いから話題が尽きません
Fさんは当教室から歩いて1分くらいのところに住んでいるので、教室の前をよく歩いて通ります
先週、お子さん2人と歩いて通りかかり、「こんにちは」と挨拶をしました
そのときにFさんが、「先生、今度この子達とバンドを組むことにしたんで、先生も入ってください」と言いました
僕は、「いいですよ」と返事をしましたが、何の楽器をやるのかも聞かずにOKしてしまいました
Fさん、「じゃあ、さようなら~、あっ、先生は指揮者でお願いしますね~」だって(笑)
てっきり僕は何か楽器を担当するのかと思いました、が、「了解で~す」と軽く返事をしてしまいました
しかし、バンドに指揮者とは・・・Fさんは不思議な人です
14日(土)は、いつもと違う感じでパーティーを開きました
20代の生徒さんのみでやりました
5名が参加してくれました
僕はみんなに「どう、20代?ハッピーですか?」と漠然とした質問を投げかけました
全員黙っていたので、、考えている様子に僕からは見えました
大切なのは、自分が今現在うまくやれているとか何か形になることをやっているとかではなく、「考えること」だと僕は思うのです
答えを出すのがゴールではなく、色々なことについて、とにかく「考える」
ある一人が、「私は将来カフェをやりたい」といいました
きっと、こういう一言が自分自身を刺激し、まわりにいる人も刺激するのだと思います
この言葉をきいて、まわりが「じゃあ、自分は何をやりたいんだろう?」と考え始めればいいかなと思います
生徒さんそれぞれが、今回のパーティーについてどう感じたのか、それはレッスン中に聞いてみようと思います