どうすれば英会話って上達するの?

 

 

レッスン後に、生徒さんの多くが「英語ってなかなか上達しないですね」と話しています。

「上達しない」というのは、「自分が日本語を話すようにスラスラと英語の文で言葉が出てこない」ということを意味することがほとんどだと解釈しています。

初級者からそのレベルに達するまでは、膨大なインプットとコツコツ会話をする訓練の両方が欠かせません。

英語を学生時代に真面目に勉強してきた方は、頭の中での英文作成に時間をかけて会話のテンポを悪くする傾向があるので、あえて考える時間を短く制限して片言になってもいいから言葉を出すことを沢山やってもらいます。

上達とは逆の道を行くように感じる方もいると思います。ですが、自然に口から文が出るようになるには、頭の中で文を作る意識をなるべく取り去り、ネイティブが使っている表現をそのまま運用することを繰り返すことがより重要です。

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経験を積む

今年は僕の生徒さんがどんどん外国へ行く年になっています。

オーストラリア、ニュージーランド、ハワイ、アメリカ本土、イギリスなどなど、今のところ10名がすでに行って帰ってきたり、予定をしていたりしています。

毎回思うことですが、海外から帰って来たばかりの人の表情を見ると、行く前と違うんです。

少し自信がついたような、経験を積んだ充実感のような表情を見せてくれます。

もちろん、自分の英語が通じたということもそうでしょうが、「一人でもなんとかやれる」、「行く前はドキドキだったけど、今は心の余裕ができた」などのメンタリティーの部分が成長したのが大きいです。

こういった生の経験は英会話教室ではできないことなので、皆さんがそれぞれの形でコミュニケーションを実践することで、自分のスキル、知識、ストーリーにしていってもらえれば、僕は嬉しいです。

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諦めなければ成長できる

IさんはOFFBEAT英会話教室に通い始めて3年くらい経ちますが、この3年は多くの変化はありませんでした。

ここ半年くらいは、受け答えの練習を通常の33文から2倍の66文、練習してきました。

そして、最近になって急に変化が見られるようになってきました

今までのIさんは、自分が話すこときに頭の中で英作文をするクセがあり、言葉を発するまでにかなりの時間が必要でした。それが最近は、片言でも勢いで何か言ってみる習慣ができてきて、会話のテンポが劇的に早くなったんです。

受け答えの練習の成果も少し見えてきて、僕がよく使う短い文をそのまま使えるようになってきたので、作文せずにサッと自然な表現が出てくるようにもなりました。

英語の勉強や英会話の訓練は、なかなか思ったように結果がでなくて歯がゆい思いをする方も多いと思いますが、諦めずに続ければ実を結ぶと信じてください。

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電化製品の単語集を追加しました

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それは、言葉だけのせいなのか?

僕は静岡在住なので、サッカーチームは清水エスパルスを応援していますが、好きなサッカー選手を聞かれると、ヴィッセル神戸のアンドレス イニエスタ選手と答えます。

彼のプレーには華があって、見ていて楽しいからです。

イニエスタ選手が日本に来て数年たちますが、日本語を扱うことにはまだまだ苦労されていると思いますが、チームに合流してすぐに活躍しはじめていました。

たまに、日本人のサッカー選手が外国のチームに加入して、コミュニケーションが上手くいかずに、日本でプレーしていたころの活躍ができないということを耳にします。

「コミュニケーションが上手くいかない」とは、どういう部分のことを示しているのかはわかりませんが、イニエスタ選手のように、日本語がまだほとんどわからないままでも、チームの中で上手くやれる人はいるわけです。

そうなると、「言語ができない」ということだけを指摘するのは違う気がします。

自己主張することだったり、同じチームの選手が伝えようとしていることを汲み取ろうとする姿勢なども、コミュニケーションを上手くとるためには重要な要素ではないかなと、僕は感じています。

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