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自分なりに質の高いレッスン
レッスンが終わった直後、Nさんが「先生、英会話ってこんなに疲れるものなんですか?」と質問してきました。
今日はNさんにとって初めてのエクササイズ(英語でお金を計算する)などがあり、いつも以上に脳を酷使したのでしょう。1時間のレッスンが終わった後、顔に疲労の色が明らかに出ていました。
生徒さんの脳を沢山使わせるのは、OFFBEAT英会話教室の特徴の一つで、レッスンを始めたばかりの方にとっては、スポーツをやった後のような疲れを感じることはよくあることです。
沢山考えるから脳に負荷がかかっているのは当然のことで、これはとてもよいことだと僕は考えています。生徒さんにとって刺激の少ないレッスンは自分自身、魅力をあまり感じないからです。
生徒さんが頭をフル回転させている回数を見て、その回数が多かった時は質の高いレッスンができたなと自分で判断しています。
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外国に行ったときに何を見てくるか
ハワイ食堂レアレアさんでの出張レッスンに参加されているIさんが、先日、カンボジアとベトナムに旅行へ行ってきました。
Iさんはそこで見た物や経験したことを僕たちに話してくれました。
カンボジアの子供たちは、学校にも行かず(行けず?)に大人と一緒に仕事をしている子が沢山いるそうですが、特に観光地では英語や日本語を少し話せることも珍しくないようです。そして、彼らの目はイキイキとしていて、活力をIさんは感じたと話していました。
そして、日本はこんなにテクノロジーも進んでいて便利な国なのに、比較をしてみると、カンボジアの人よりも日本人にエネルギーが少ないような感じがしたそうです。その点を考えると、Iさんはどちらの方が幸せなのか複雑に感じたそうです。
外国に行くことの良さは、行ったその国を見ることができるのもそうですが、何と言っても、自分の国を客観視できるところも大きいと思います。そして、幸せって何なのかというのを深く考える機会でもあるのかもしれません。
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同じ英語なのになぜ理解できない?
先日、Yさんが仕事の出張でシンガポールへ行ってきました。ワークショップに参加してきたそうです。
講師はイギリス人、参加者の殆どはシンガポール人で、講師の話を聞いたり、時にはグループに分かれて話し合いをしたらしいのですが、そこで感じたことをYさんが話してくれました。
イギリス人の英語は大雑把にでも耳に入ってきて理解ができるのに、シンガポール人の人と話し合いをしたときに相手の言っていることが全然理解できないという不思議なことをYさんは体験しました。シンガポール人の英語が中国語のように聞こえたと話していました。
外国人の先生と日本人の先生がいる英会話学校に通っている方には経験があるかもしれないですが、日本人の先生の英語はすごく理解できるのに、外国人の先生が話す英語はよくわからないということはあり得ます。
理由は様々でしょうが、「この人の英語は理解できる」、「この人の英語は自分にはわからないだろう」と無意識に思い込んでいると、本当にそのようになると思います。
色々な人の英語を理解できるようにするためには、色々な人と会話をする経験が沢山必要になってくるでしょう。
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話を広げる練習
中学1年生のKくんは話を広げるエクササイズで苦戦していました。「何を聞いていいかわからない」と、レッスン後に話してくれました。
話を広げる練習のやり方はとてもシンプルで、僕が1つ目の質問をKくんに与え(例えば、Do you have a car?)、その質問を僕にしてもらいます。僕がその質問に対してYesまたはNoで答えるので、この答えから次の質問を作るのが練習の内容です。
中学1年生というと、日本語でも大人と普通に会話を30分持続させることは難しいでしょう。大人に対して何を話していいのか、質問していいのか、何も頭に思い浮かばなくてもそれは自然なことです。
僕はKくんにDo you have a car?と質問し、そこから話を実際に広げてみました。彼は車をまだ持てる歳ではないので、車を持ちたいかどうか、それはなぜか、車を買うなら何色にしたいか・・などと聞いていきました。
自分が質問を受ける立場に1度なってみたことで、自分だったらどんなことを質問するかのイメージが少し作れたようです。
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