Mさんは、ヨーロッパの数か国へ旅行したことがあります
僕はヨーロッパ各国の人がどれくらい英語を話せるのか興味があって、Mさんにその質問をしました
例えば、ポルトガルでは世代によって英語を話せる人と話せない人が分かれるみたいです
「だいたい、現在30代か40代以上のポルトガル人の多くが英語を話すことができなくて、それより若い世代の人は、上手に話せる人が多い」というのが、Mさんがポルトガルで感じたことらしいです
世代でハッキリと英語を話せる、話せないが分かれるということは、学校教育での英語に対する教え方が、いつかを境に変えれらたということだと推測できます
ポルトガルでは、いったいどんな変更をして、多くの国民が英語を話せるようになってきたのか、そして、英語を話せることによって何か得をしたことはあったのか、とても興味深いです
日本の教育全体についても言えることですが、「日本の学校の教え方はもうダメだ」とか「もう古い」とかいうばかりではなく、教育で成果を上げている国の良い部分を見習って、積極的にそれを採用してみるのも良いのではと僕は思います
子供を連れて買い物に行くと、よくオマケをしてもらいます
昨日も、僕の妻が娘とパン屋さんに行って、そこでオマケをしてもらったらしく、その話を今朝聞きました
僕は娘に、「今度パン屋さんに行ったら、お礼を言おうね」と話すと、娘はこう言いました
「じゃあ、 おれい に ふくしゅうちょう に してあげようか!」
最近、娘はピーターパンが大好きで、妻と僕が絵本を読んであげたり、DVDを一緒によく観るようになって、ピーターパンのお話のセリフの一部を覚えました
ピーターパンの話の中に、インディアンのしゅうちょうの娘がフック船長にさわられ、ピーターパンが連れ帰すという場面があります
そして、しゅうちょうは自分の娘を取り返してくれたピーターパンに対してこう言います、「おれい に ふくしゅうちょう に してあげよう」
僕の娘は「おれい」という言葉に反応して、ピーターパン場面のセリフから言葉を拾って使いました
言葉を覚えて使うには、どんな状況で使えるのかを理解している必要があります
絵本や映画を観ることによって状況とセリフを理解したとき、使えるようになるのだなと、改めて感じました
Fさんとレッスンが終わってから話をしました
数年前から耳鳴りがしている彼女は、普段の会話でも少し聴き取りづらいことがあると、前から言っていました
ですが、日本語よりも英語の方が聴き取れていないというのは、レッスンでFさんを見ていれば明らかです
特に、SやTの音を母音と組み合わせないで使った場合(student,plantなど)に、SやTの音を聴き取れていません
plant が plan に聞こえてしまいます
日本語の場合は、一つ一つの音に(「ん」を除いて)母音が付いているので、より聴き取りやすいのかもしれないです(日本人はplantを、pu-la-n-toと発音する)
これから先、Fさんがより英語で会話を楽しむためには、リスニングも向上していかなければなりません
そのためにOFFBEATで何ができるのかを考えるのが、僕の仕事です
昨日Fさんに僕から伝えたことは、まず英語にあって日本語にない音を自分でしっかり発音できるように練習していくこと
しっかり発音できるようにして自信を付け、そして、会話の中で相手が言ったことを聞き取れなかったときに、何の単語を言ったのかを予想できるようにするのが目的です
時間がかかるのを覚悟で、取り組んでみようと思います
韓国のドラマを好きで沢山見ている人は、韓国語を必然的に沢山耳にしているので、どこかで韓国語をふと聞いたときに意味はわからなくても「これは韓国語だ」と認知できます
Mさんのお母さんは、もう70歳くらになると思いますが、まさにそれができる人らしいです
個人差はあるでしょうが、新しい言語を耳で認知できるのに、年齢は関係ないのかもしれません
耳でしっかり音を聴き取れるようになった人は、訓練すれば発音もその通りにできるはずです
(ある程度正しい)文を使って会話ができるようになるには、違う訓練が必要になりますが、映画やドラマのセリフを真似してネイティブのように言うのは、家で一人でも練習することができます
英会話を何年も習っていて、全く上達していないなと感じている人に足りない物は、きっと英語を聞く時間の量と英語を話す時間の量です
とても単純なことですが、大切な部分です
夢中でドラマや映画を観ているだけなのに、その言語に耳がチューニングされてしまうのは、それなりの時間数、その言語に触れているからです
発音の練習も、文を使って話す練習に関しても、それなりの時間数が欠かせないということです
人間は、失敗したくない、恥をかきたくない、注意されたくない、などと考える動物です
それによって、挑戦することをなるべく避けたいと心の中で思っている人は多くいると思います
だけど、何か新しいことを始めるときに、恥をかいたり失敗をすることから逃げることはできません
逃げることは、進歩から遠ざかるということだからです
昨日、Sさんがレッスンの中で週末にあった体験について話してくれました
Sさんは3名の友人と、東京にあるニューヨークスタイルのレストランで食事をしたそうです
その友人はそれぞれ英語を使う経験をしているらしく、中には、店内にいる外国人のスタッフと仲良く話す友人もいました
Sさんは外国人に話しかけられたとき、冷静になれば出てくるはずの英語が言えなくて「撃沈した」そうです
大切なことは、外国人に話しかけられたときに、英語を話せる友人にすべてを任せるのではなく、「自分で応対する」ということをSさんが経験したことだと僕は思います
Sさんにとっては苦い経験かもしれませんが、同時に、大切な経験でもあります