Tさんのレッスンで、こんな話をしました

アメリカのドラマを見るのが好きなTさんは、あるドラマの話をしてくれました

スターウォーズ、スタートレック、バックトゥザフューチャーを見たことがない人には、このドラマの中で使われているジョークを理解するのは難しいと言っていました

要するに、これらの映画やドラマの登場人物についての話をされても、見たことがなければ、「何の話をしてるの?」となるのは当然です

彼らの会話の中に出てくる内容の文化的、時代的な背景を知らずに見ていてもわかるはずがありません

もう一つ、外国人に漫才のツッコミについて説明をすることはできても、なぜそれが面白いのかを説明することはとても難しいことです

同じツッコミをするにしても、タイミングが悪いだけで面白くなくなったりします

こういった部分が、言語を勉強しただけでは身に付かないものです

言葉と文化はリンクしているからこそ、深くて興味深いのかもしれないです

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今年もOFFBEAT英会話教室では、色々と新しいことに挑戦していってます

5月には、普段プライベートレッスンを受けられている生徒さんに集まっていただいて、日本人だらけの環境で英語を使ってみるというイベントを企画しています

このイベントのテーマは、自分の英語力を違う相手で試すためのものではなく、自分の度胸を試すためのイベントです

僕は今まで多くの日本人が英語を話すのを見てきて、感じていることがあります

外国人と1対1で会話をするのはできる、だけど、そこにもう一人自分より英語ができる日本人が加わって3人になった時にどうなるか?

多くの人は、自分より英語ができる人がいるというだけで委縮して、話せなくなってしまいます

心の中で、「自分はこの人に英語力を見られている」と思っています

だから、今回のイベントでは、「英語のことは忘れる」、「コミュニケーションそのものを楽しむ」、生徒さんにはこれを意識してどんどん話してもらおうと思っています

度胸がつけば、どんどん話せる、沢山話すから英語力が後からついてくる

英語力の前にメンタルの向上ができればと考えています

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今日はSさんの5回限定レッスンの5回目でした

もともとSさんは英語をかなり知っているので、レッスンの目的は、自信を持って会話をすることでした

この5回のレッスンでやったエクササイズは、会話をリスニングしてその内容を英語で説明したり、ある文を僕から与えられて、その文を使える状況を頭の中で作ってそれを英語で説明したり、シャイな人に対して自分がどう会話を広げていけるかの練習をしたり、電化製品などの使い方を英語で説明する・・・などでした

Sさんは今日のレッスンが終わったあと、「なんだかちょっと英語力が上がった気がした」と話してくれました

実際には僕はSさんに何も英語を教えなかったので、本当は、Sさんは自分が持っている英語力だけでも十分会話が成立するのだということがわかったことと、少し自分に自信がついたのだと僕は思います

この5回のレッスンの中で、Sさんの英語で会話することに対する考え方が前向きに変わっていったので、よかったなと思っています

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ベネッセによって行われた調査で、中学生の英語に対しての意識についてです

中学1年生の時点で、8割くらいの生徒が「英語が苦手」と感じているらしいです

で、どんな部分に苦手意識を感じているのかというのをみると・・・「文法が難しい」、「英語のテストで思うような点数がとれない」、「英語の文を書くのが難しい」など

文法も、テストも、文を書くことも、もちろん簡単なものは一つもありません

だけど、先生が「間違ってもいいんだよ」と言ってあげられるものも、この中にはありません

子供に対して正しいことばかりを求めても、子供たちは窮屈に感じるばかりで、楽しいとは思わないような気がします

もし、10年、15年前と比べて学校での英語の教え方が変わってきているならば、テストの仕方も変わらないとおかしいはずです

「もっと実践で使える英語を子供に覚えてほしい」と学校が本当に思っているならば、「正しい言い方」をテストするのではなくて、「コミュニケーションができているのか」をテストで見ていかなくてはいけません

「英語は苦手だけど、外国人と普通に話せるよ」と堂々と言える子供達が増えていけばいいなと考えています

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1年前から、日本の祝日やアメリカの祝日などをカレンダーに書き込んで、教材として使い始めました

すでに1年これをやっている生徒さんに対しては、クイズ形式で、ある日にちは何の祝日かを言ってもらうエクササイズをやっています

僕自身、日本の祝日を、このエクササイズを作るまでは半分くらいしか知りませんでした

どうせなら英語で覚えれば一石二鳥だという発想でした

文法や単語を含め、英語そのものについて学ぶことは考えついても、英語で何か違うことを学んだら楽しいのではないかという考えは、僕がアメリカ留学していたときのことをふと思い出したときに思いつきました

そもそも、僕がアメリカへ留学したのは、英語を勉強するためではなく、旅行学を勉強するためでした

必死に学校の勉強についていこうとしたら、英語力もそれなりについてきたのです

これからも、生徒さんがレッスン中に英語のことにあまり考えを持っていかずに、「何かを学んでいたら自然に英語も身に付いてきた」となるようなエクササイズを考えていこうと思います

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