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変化
Kちゃんは小学6年生の女の子で、性格はシャイ、OFFBEAT英会話教室に通いはじめてもうすぐ半年になります。
Kちゃんが入会するとき、お母さんが、「内気な性格なので、もう少し積極的になってくれれば」と話していたのを覚えています。
レッスンでは、いつも淡々とエクササイズを行ってきましたが、先日のレッスンでKちゃんの少しの変化を感じました。
スポーツの話をしていたとき、僕が″Do you play any sports?″と質問したら、Kちゃんは、″No. How about you?″と質問を返してきました。
小学生でも英会話を数ヵ月習っていれば、それくらい言えると思う大人もいるかもしれません。
実は、そうではなく、今まで小学生を沢山教えてきて、How about you?を僕との会話で使った子はいませんでした。僕が質問したことに返して、そこで会話が途切れることがほとんどで、僕が質問するばかりなのでインタビューのようになってしまいます。
Kちゃんから返ってきたHow about you?からは、会話を続ける意思が感じられたのです。
英語を習って、「その言い方、知ってる」というだけではダメで、それらを如何に実践で使うかが大事な部分だと僕は思います。
Kちゃんにとって、英語力だけではなく、今までお母さんが気にしていた積極性の部分も伸びてきたのは、大きな変化ではないでしょうか。
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正解がわからないと発言できない人はどうする?
中学1年のAちゃんはとてもシャイで、日本語で話しても会話が全くと言っていいほど続きません。
それでも英会話を習いたいと当教室へ通っているので、Aちゃんは会話をしたくないわけではないと僕は考えています。
今まで色々なエクササイズを試してわかったことは、Aちゃんは音読をするときは声が出るということ。
ですから、正解が目の前にあるものは、少しの勇気を出して口から出すことができるわけです。
会話になると、例えば僕が”I went to see movies last Saturday.”(先週の土曜日に映画を見に行ったよ)と話しかけると、反応が”Yes.”だけになることがほとんどです。
僕が思うのは、Aちゃんは、どう返せばコミュニケーションとして正解なのかわからないので、とりあえず”Yes”とだけ答えている気がします。
最近、説明のエクササイズを導入してみました。
タブレットに入っている沢山の画像の中から一つを選び、それを日本語を使わずに説明して、僕がそれを何か当てる練習です。
これをやる前に、Aちゃんに伝えたことは、その画像から連想できる単語をできるだけ沢山言うこと、ジェズチャーを使って大きさや形を表現すること。
これらは、少しずつできるようになってきました。
次の課題は、自分が思ったことを伝えたり質問したりするときに、説明の練習と同じ考え方でできるようになることです。
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シャイなAちゃん
Aちゃんは来月から中学生の12歳、とてもシャイな性格で声も小さく、僕が話しかけたことに対しての返し方がわからないと、沈黙の時間が長く続いてしまう感じの女の子です。
OFFBEATのレッスンは、文法などの間違いを気にせずに、まずは何か一言でも発してみるのがコンセプトです。
多くの生徒さんは、これを実践しながらコミュニケーションを少しずつスムーズにしていくことができています。
Aちゃんの場合、レッスンを受け始めて2ヶ月ほどになりますが、「何か試しに一言を出す」ことがまだ難しいようです。
これは性格の問題もあるので、日本語で話すのも恥ずかしいのに、英語になればできるという問題でもないでしょう。
この約2ヶ月間、Aちゃんのレッスンをどう進めていくのかをすごく悩んでいましたが、しばらくはリピートなどのインプットのエクササイズをかなり多めにして、声を出すことに慣れることにフォーカスしようかと思います。
英語を上達させることも大切ですが、相手に興味を持ち、相手の気持ちを理解する努力をし、相手の目を見て会話ができるようになることは、大人になってから更に大事な部分になるので、そこを何とか少しでも助けたいです。
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現在の自分の英語力で・・・
T君は現在、中学3年生で、静岡ジムラッツというバスケットボールのクラブチームに所属しています。
今度の日曜日の練習に、アメリカから特別コーチが来てくれて、教えてもらえるそうです。
それに関して、T君から僕に質問がありました。
「自分のポジションはポイントガードで、身長はそんなにないなかで、どうやって戦っていくべきか」というのをその特別コーチに質問したいけど、英語でどうやって言えばいいかということでした。
僕は試しに、今の自分の英語力だけで質問するとしたら何ていうかをT君に言ってもらいました。
“My position is point guard. I am short. What I do?”と、このように言いました。
これに対して僕はT君に、これでも少しはコーチにT君の言いたい事は通じるはずだから、今の自分の英語力で勝負するべきだと伝えました。
T君は将来、アメリカでバスケットボールをプレーすることを目標にしています。
ならば、今彼に身につけてもらいたいものは、完璧な英語力ではなく、自分の英語力で相手とコミュニケーションをどんどんとっていけるメンタリティーなんです。
これができれば、いずれ英語力は向上するでしょう。
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