経験を積む

今年は僕の生徒さんがどんどん外国へ行く年になっています。

オーストラリア、ニュージーランド、ハワイ、アメリカ本土、イギリスなどなど、今のところ10名がすでに行って帰ってきたり、予定をしていたりしています。

毎回思うことですが、海外から帰って来たばかりの人の表情を見ると、行く前と違うんです。

少し自信がついたような、経験を積んだ充実感のような表情を見せてくれます。

もちろん、自分の英語が通じたということもそうでしょうが、「一人でもなんとかやれる」、「行く前はドキドキだったけど、今は心の余裕ができた」などのメンタリティーの部分が成長したのが大きいです。

こういった生の経験は英会話教室ではできないことなので、皆さんがそれぞれの形でコミュニケーションを実践することで、自分のスキル、知識、ストーリーにしていってもらえれば、僕は嬉しいです。

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来てこでのウクレレのレッスン

今日は、静岡市の生涯学習センター「来てこ」での、初のウクレレのレッスンの日でした。

対象は60歳オーバーで、参加者15名のほとんどが70代でした。

僕は通常自分の教室でウクレレを教える時は1対1でやることがほとんどで、しかも、高齢の方を教えることはごくまれです。

そんなわけで、初めて15名の高齢者を一度に教えることになりましたが、「指が動かない」、「先生、今何をやる時間ですか?」、「音が合ってないみたいだから合わせてください」などの不測の事態が次々と起こり、僕がレッスン前にイメージしていたよりも難しいことを1回のレッスンで沢山経験しました

生徒さんが何がわからなくて何をしたいのかを知るのは、先生にとって大切な仕事です皆さん素直で、わからないことも、困ったことも僕に伝えてくれたので、とても参考になりました

人数が多かったのと、皆さんの経験値が全くわからない状態でのスタートだったので最初はバタバタしましたが、今日の経験のお陰で、次回のレッスンのイメージがしやすくなりました

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夢と現実

 

 

かつて、当教室に通っていた6年生の女の子がいました。彼女は本を読むのが好きで、将来は小説家になりたいと話していました。

僕は彼女に「なれるといいね」と応援していました。しかし、彼女の親はどちらかというと、「あなたには小説家は難しいから、もっと現実を見なさい」という感じだったそうです。

学校の勉強はすごくできた方ではなかったかもしれないけど、彼女にとっての現実は、「本を読むのが好きで、小説家を密かに目指している自分」でした。

昨年の3月、中学卒業をもうすぐ控えた彼女に道でバッタリ会いました。高校で理系のクラスに入ることになって、中学の友達も同じ学校だから嬉しいと話していました。僕は小説家の夢の話はしませんでした。違うことに興味がわいたのか、親の言う通りに諦めたのか、それはわかりません。

ただ、彼女が今、自分の人生を楽しんでいればいいなと思います。

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植物を育てるのが難しい理由

 

今まで動物を飼ったり、植物を育てたり、自分の子供を育ててきましたが、この中で一番育てるのが難しいと感じているのは、植物です。

現在、20種類くらいの植物を育てていますが、これまでに枯らせてしまった数はかなりのものです。

難しく感じる点は、植物は動いたり声を出したりしないこと。

植物の調子がいいのかどうかを判断するためには、よく観察するしかありません。

ですから、植物を上手く育てることができる人は、動物も人間も上手く育てる能力のある人だと、僕は思っています。

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「ザ・メンタリスト」

最近アマゾンプライムで、アメリカのドラマ「ザ・メンタリスト」を見ています。

主人公のパトリックジェーンは、CBI という警察のような組織のコンサルタントで、独特な方法で殺人事件の犯人を見つけ出します。

被害者の指、靴、使っている香水などから職業を推測したり、容疑者をわざと怒らせたり嘘を言うことで揺さぶりをかけて犯人かどうかを見極めるのが得意です。

メンタリストを仕事にしている人は実際にいますが、彼らに共通している点は、コミュニケーションにおいて、普通の人があまり注目しなそうな部分を観察していることです。

占い師、マジシャン、もちろんメンタリストになりたい人にはオススメのドラマです。

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